目次
パパ活における確定申告の必要性のおさらい
前編では、確定申告の基本や、パパ活における確定申告の必要性、また申告が必要な税金の種類について解説してきました。
まだ、読んでいない人は併せて読んで下さい。
次に、申告義務が生じているにも関わらず、申告をしなかった場合はどのようなペナルティが課されるか、見ていきましょう。
申告しないとどうなるの?
パパ活でもらったお金が贈与税の対象となる場合、年間110万円を超えると申告する必要があることは前編にて解説しましたが、もし110万円を超えていたのに申告を怠ったとすると、いったいどんなデメリットが生じるのでしょうか?
申告義務があるのに申告をしないことを「無申告」といいますが、その場合、期限内に確定申告をしなかったことに対する罰則として「無申告加算税」および、申告期日から税金を納付した日までの日数に応じて「延滞税」が課されます。
きちんと申告していれば、本来納めるべき税金である「贈与税」以外の税金は課されないため、期日までに申告を完了させるのがベターといえるでしょう。
それでも中には、「パパ活について誰にも話していないし、申告をしなくてもバレないだろう」と考えるパパ活女子もいるかもしれません。
ところが、税務署の調査力をあなどってはいけません。税務署はあらゆる権利やネットワークを使いし、申告漏れを暴いてくる危険性があります。
無申告はなぜバレるのか?
無申告がなぜバレるのか例を挙げて解説していきます。
預金の取引履歴でバレる
税務署の職員には、法令により納税者の保有する銀行預金口座の取引履歴を照会する権利があり、当人の許可なくそれを執行することができます。
パパ活女子が、パパから銀行振込でお金をもらっていた場合、その取引履歴は動かぬ証拠として残ります。
現金で受け取っていてもバレる
パパから現金を手渡されている場合でも、必ずしも安全とは限りません。
パパ活女子へ手渡しているお金が、パパ側でどのように扱われているかは不明です。
税務署が、パパのほうへ税務調査に入ると仮定したとき、パパ活女子に繋がる情報が漏れる危険性があります。
SNSでバレる
「さっき新規終了~。銀座でゴハン食べて、セリーヌでバッグ買ってもらって、成果は3。」Twitterなどで、匿名アカウントだからと安心して、日頃のパパ活についての情報を発信してはいませんか?
こういったSNSの情報発信から足がつき、本人特定にいたるケースがよくあります。
金遣いでバレる
学生であったり、週に2、3回のアルバイト程度で見込める収入には似つかわしくないほど、普段の金遣いが荒い場合は周囲に怪しまれる可能性があります。
ブランドショップで多額の買い物をしている場合など、税務署は必要に応じてクレジットカードの利用履歴まで調べ上げることができます。もしパパ活貯金でマンションを買おうものならバレる確率は格段に高いですよ
パパ側からバレる
犯罪もそうですが、相手からバレる事も多いです。
パパが脱税など違法な事して、支払先の一つがあなたであることを喋られた場合あなたも捜査対象になってしまいます。
税金対策のテクニック
それでは最後に、パパ活における税金対策の方法についていくつか提案しますので、ぜひ参考にしてみてください。
まず第一に、パパ活でもらったお金が贈与税の対象となる場合、できる限り年間110万円以下におさまるよう調整すると申告の手間が省けます。
もらったお金の総額が110万円へ迫ってきた場合は、パパに翌年へ繰り越してもらうことを提案するのもひとつの手です。
ちなみに、その年にもらったお金の総額が110万円を超えるかどうか判断がつかないこともあると思います。
110万円を超えたときに備えるためには、日頃から「誰から」「いつ」「いくら」もらったかについて記録を残しておくことも大切です。
また、贈与税の申告書には前述の項目以外にも、贈与者(パパ)の「氏名」「住所」「生年月日」の記入欄があるため、必要に応じて情報を仕入れておくといいでしょう。
わずらわしく感じるかもしれませんが、ご紹介したテクニックを活用しつつ、税金対策をしながら今後も楽しくパパ活に励んでいきましょう♪